医療費控除のための確定申告手続きメモ
本日は日曜でも受付をしているとのことだったので、行ってきました、確定申告。
photo credit: Income tax via photopin (license)
医療費控除を受けるためです。ご存じの方も多いと思いますが、10万円以上の医療費実費があった年については一定額だけ所得税が控除され、還付金がもらえます。
昨年は妻の妊婦定期検診や歯医者通いなどで1年間の医療費が10万円を超えていたので、手続きしてきました。
初めての確定申告だったので、ちょっと緊張しました。
会場に着くと、日曜ということもあってかものすごい人の数。列に並んでしばらく待って、入り口で渡された申込書?みたいなものに記入して、また少し待ちぼうけになって。申込書を確認する人の数が少なくて、本当に忙しそうです。ピリピリしていて、ちょっとキツイ対応もされたけど、まあ仕方ないと我慢。
その後会場のパソコンで手続きを進めていくのですが、正直言って、ここの補助員にはカチンときました。電話番号など必須ではないけれど入力欄のある項目があったので、念のため入力をしていたら、横から「必須ではないので入力しないでよいです。先に進んでください」と急かしてきます。ちょっとムッとしましたが、まあ会場のパソコンの数も限られているので、仕方ないかと納得することに。その後、ちょっと画面が進んで、また入力必須でない項目が出てきたので飛ばそうとしたら、別の補助員が「ここは入力してください」。どっちだよ。さらに、入力が完了して確認画面をチェックしていたら、また最初の補助員が「一番下のボタンを押して先に進んでください。先に」と急かしてきます。人が混雑していて運営側としては焦る気持ちは分かりますが、これはあんまりです。入力ミスがあったらどうしてくれるんだ。
運営側が終始ピリピリしていて、確定申告の会場は殺伐とした空間でした。疲れました・・・。先日、ネットでの確定申告がやりやすくなる予定だというニュースがありましたが、早くサービスが始まってほしいものです。
電子納税、自宅で完結 本人確認は携帯で可能に :税金HOTニュース :年金・保険・税 :マネー :日本経済新聞
医療費控除を受けるための確定申告手続き
来年のために、確定申告手続きのメモを残しておきます。サラリーマンで医療費控除を受けようと考えている方のご参考になればと思います。
事前準備
- 1年間の医療費を集計します。こちらのサイトのExcelシートを使うと便利です。医療費控除を簡単計算(エクセル無料版)確定申告で還付
- 上記Excelシートの医療費明細書を印刷します。当日持って行って、医療費総額を入力するときに使います。
- 1年間の医療費の領収書、レシートもまとめておきます。当日持って行って、係員のチェックを受けます。
- 会社から貰った源泉徴収書を用意します。当日、提出することになります。
- 還付金を受け取るための銀行口座の番号を確認しておきます。ネット銀行は受け取り口座として指定できないところもあるそうなので、ゆうちょや大手銀行の口座を使うのが無難なようです。
当日
- 申込書を渡されるので、住所や名前等を記入します。係員が申込書、医療費領収書などをチェックした後、源泉徴収書を申込書に添付してくれます。
- 会場のパソコンで確定申告書を作成します。入口で丁寧なマニュアルが貰えるので、それを見ながら操作すれば、普通にパソコンに慣れた方なら特に問題無いと思います。ただ、トロトロやっているとやたら補助員が急かしてきます。イラッとしますが、寛容な心で耐えましょう。
今年から、医療費の領収書は納税者の家で保管することになったそうです。5年間保管しておいてください、とのことでした。
そういえば、還付金はいつごろ振り込まれるんだろう?無事に振り込まれることを祈ります。