リスクを取れる方がきっと人生は楽しい

最近、朝ドラの「マッサン」をちゃんと見始めました。

朝家を出るまでの時間で、何度か「マッサン」を途中まで見ることがありました。ちゃんとは見ていませんでしたが、なんだか面白そうなドラマだなとは思っていました。最近やっとブルーレイレコーダーを買って(!)テレビを録画する環境が出来たので、毎日録画して見るようになりました。

ここ1、2週間の「マッサン」は感動する話ばかりで、見ていて思わず涙してしまうこともありました。有働アナも泣いちゃったそうですね。


Yahoo!ニュース - 有働アナ、生放送中に大泣き 直前放送の『マッサン』に感動 (オリコン)

 

マッサンの妻であるエリーの妊娠とその後の事件は、今ちょうど僕の妻が妊娠中であることもあって色々と考えさせられました。

主人公であるマッサンは結構心配性で、決断を迫られる場面では何かと無難な方を選ぼうとしているように見えます(ウイスキーを作ろうという一大決心はしていますが)。わりとネガティブ思考で心配性な自分と重なるなあ、と思って見ています。

その一方で妻のエリーは、楽天家というか、明るくて、そのキャラクターがすごく可愛らしく、魅力的に見えます。

(以下、少しネタバレです)

 

 

勤務先の社長の息子(英一郎)を預かることになった時も、マッサンは妊娠中のエリーへの負担を心配して、社長に断りをいれようとします。しかし、エリーはいつもの明るい様子で「ダイジョウブ、ダイジョウブ」と言ってマッサンを制し、英一郎と一緒に暮らすことを選びます。

結果としては、英一郎の行動がきっかけとなってエリーは流産をしてしまうことになります。この点だけを考えると、英一郎を預かるという決断をしたことは大きなマイナスをもたらすことになりました。

しかし、その後、英一郎の立派な姿を見ることによって、エリーは養子をもらう決心をすることができます。エリーと英一郎との心の通った交流が生まれ、そのおかげで英一郎は父と和解することができます。

英一郎を預かるか否か。リスク、というと大袈裟ですが、一つの選択が必要な場面です。エリーの意思でリスクを引き受けた結果としては、上記の通り大きなマイナスも生じたし、大きなプラスも生じることになりました。

ずっと思ってきたことではありますが、やっぱりリスクを取っていく方が、色々起こって人生楽しくなりますよね。勿論辛い思いもより多くすることになるんでしょうが、辛いことも嬉しいことも起こらない方がある意味もっと辛いかもしれませんね(なんか日本語がおかしい)。

リスクを取れるか取れないかは性格によるところが大きいとは思います。エリーは、マッサンと一緒に母国スコットランドから日本に出てきちゃえるくらいの性格ですからね。

性格の向き、不向きはあるんでしょうが。ちょっとくらいの冒険心は自分の心のなかに持っておきたいな、と「マッサン」を見て思いました。

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